よくある質問
皆様からのご質問にお答えしております。
婦人科
- 子宮がん検診を受ける時の注意は?
- 富士市に住民票がある方は、年度初めに各家庭に市から郵送されてくる『がん検診等受診券』が必要となります。受診の際には必ずお持ちください。(紛失された場合には再交付を受けてください。)
- 緊急避妊は確実ですか?
- 避妊に失敗し、望まない妊娠をする可能性が高い性交が行われた時は、72時間以内であれば緊急避妊ピルを内服する事で妊娠を避ける事ができます。ただし確実とは言い切れません。その後の性行為で妊娠する事もある為、低用量経口避妊薬の内服や、子宮内避妊システム(ミレーナ)による確実な避妊をお勧めします。
- 月経痛が酷い、月経の量が多い等放置しても良いですか?
- 酷い月経痛がある方に、その後経過のなかで子宮内膜症等の病気が見つかる頻度が高い事がわかっています。現在では様々な治療法がありますので、まず受診する事が大切です。
- この症状は更年期障害かなと疑ったら?
- 閉経する前数年の閉経移行期から、閉経後数年の間、心も身体も悩ましい症状が出る事がよくあるはずです。更年期障害かもしれません。漢方薬やホルモン剤を併用することで症状を抑え、より快適に過ごすことが可能となる場合があります。
産科
- 無痛分娩と和痛分娩の違いは?
- 両者とも陣痛による痛みを和らげる事を目的としております。無痛分娩は一般的に細いチューブを硬膜外に留置し麻酔薬を注入する硬膜外麻酔を使用、和痛分娩は分娩の途中で経過を確認しながら局所麻酔薬で旁頸管ブロックや陰部神経ブロックを行います。それぞれメリットとデメリットがあります。
- 入院する時に準備する持ち物は?
- 入院時の持ち物のご質問をよくいただきます。 分娩中、入院中に使用する物は大体揃っていますが、以下のものは各自持ちください。 ・保険証と母子手帳 ・入院中に着る部屋着 ・ご自分で使うタオル 飲み物用のコップなどをお持ちいただくと便利かもしれません。 アメニティーの内容や不明な点は、看護師にお尋ねください。
- 産後の入院期間はどれくらいですか?
- 分娩した日を含め5日間くらいです。その間に赤ちゃんに慣れ、オムツの替え方、ミルクの作り方やあげ方、母乳のあげ方などご指導いたします。退院してからも必要に応じて随時お手伝いいたします。
- 入院のタイミングは?
- 陣痛(規則正しい子宮収縮)の始まりや、破水が入院のタイミングです。突然の大出血や、胎動を感じなくなった時なども、深夜、早朝でも電話で問い合わせください。
- 入院の付き添いは?
- 基本的には、お一人までにしていただいております。また、小さなお子様は他の入院患者様の安静に支障が出る場合がございますのでご遠慮していただきたいと思います。21:00〜7:30は、施錠しますので、付き添いの方の出入りはご遠慮ください。
- 上の子供が泊まることは出来ますか?
- 他の入院患者様の安静に支障が出る場合がございますのでご遠慮していただきたいと思います。
- 妊娠中の体重管理はどうしたらいいのですか?
- 体重増加を抑える為の厳密な食事制限は問題もあることが分かってきたために、以前のようには厳密には行っておりません。ただ、分娩が大変になることがありますので、体重の増え過ぎには注意が必要です。
- 母乳についてアドバイスはしてもらえますか?
- お産が終わって入院中に、母乳のあげ方、マッサージやお手入れの仕方、ミルクの作りかたやあげ方、哺乳瓶の消毒などおウチに帰ってからも困らない様にご指導いたします。退院した後も必要に応じてお手伝いいたします。
- 赤ちゃんのお世話について短期間の入院で大丈夫ですか?
- 赤ちゃんのお世話はその後の経験でどんどん上手になるもので、当然短い入院期間中に完璧にできるようになることはありません。母乳、オムツ替え、沐浴など、退院した後も自信ができるまで、必要に応じてお手伝いいたします。
- 悪阻を軽くする方法はありますか?
- 悪阻は12週頃まで続きます。個人差が大きくとても辛い場合も少なくありません。悪阻は治すことは出来ませんが軽くする為の対策はあります。ナトリウムやカリウムには悪阻を軽くしてくれる効果があります。味付けをしっかりしてナトリウムを多くとったり、フルーツや生野菜などカリウムが多く含まれているものを多く摂ると良い場合があります。悪阻の薬もありますのでご相談ください。
- 妊娠中の仕事は?
- 妊娠中でも、仕事をしてはいけないということはありません。多くの方が仕事と妊娠、育児を両立させています。ただ、お腹の赤ちゃんを護るのはお母さんの大事な役目なので、お腹の張りや出血など身体からのメッセージに注意を払う必要があります。
- お腹が張りますが気にしなくていいですか?
- 痛み、張り、出血などは気にかけなければいけない症状ですが、過度に神経質になるのも決してよくありません。ゆっくりする事を身体が求めているだけかもしれません。一度立ち止まってゆっくりしてみてください。休んでも症状が強くなってくる時には、ご相談ください。